当クリニックでは、里帰り分娩や近隣の総合病院などで出産される方の妊婦検診を行っています。
ただし、分娩は取り扱っておりませんので、分娩の際は近隣病院または里帰りさきで行う形になります。
妊婦検診
健やかな妊娠・出産のために
妊婦検診のスケジュール
妊婦検診は、妊娠周期によって受診する間隔が異なります。
- 妊娠初期〜23週：4週間に1回
- 妊娠24〜35週：2週間に1回
- 妊娠36週〜出産まで：1週間に1回
こちらは標準的な検診スケジュールですが、妊婦さんとお腹の赤ちゃんの健康状態に合わせて変わってきます。
妊婦検診の内容
妊婦検診では、健康状態を把握するために下記のような検査を行います。
- 血液検査
- 子宮ガン健診
- 超音波検査
- 感染症検査
- 血圧や体重などの計測
- 保健指導
これらの検査に加えて、妊娠週数に応じた診察を実施します。
助産師による保健指導
妊婦検診の中には、助産師による保健指導が含まれています。
保健指導とは、妊娠期間を健やかに過ごすためのアドバイスや妊娠・出産・育児に関する不安や悩み相談に応じるものです。
医師の診察とは別に、助産師が行います。
『3つの妊婦検診スタイル』
希咲クリニックでは、妊婦検診を3通りのスタイルからお選びいただけます。
妊婦検診を当クリニックでお受けいただき、分娩は病院や周産期センターで行う、産科オープンシステムを利用いただくこともできます。
産科オープンシステムを利用いただく場合は、患者様の分娩時に当院院長が立ち会うことも可能です。（当院の休診日や休診時間帯で対応が可能な場合に限ります）
①妊娠32週まで当院で妊婦検診
妊娠32週ごろまで当院で妊婦検診を受診していただきます。途中、出産予定の病院で1〜2回ほど妊婦検診を受けていただきます。（病院によっては必要のない場合もあります）
妊娠34週ごろから、淀川キリスト病院や十三市民病院をはじめとする近隣病院、または里帰り先で妊婦検診・分娩となります。
②JCHO大阪病院の産科オープンシステムを利用
妊娠34週ごろまでは当院で妊婦検診を受診いただき、妊娠初期に1度JCHO大阪病院を受診いただきます。
妊娠36週以降は、JCHO大阪病院似て妊婦検診を行い、分娩となります。
③千船病院の産科オープンシステムを利用
妊娠40週まで当院で妊婦検診を受診いただき、妊娠中期と後期の2度、千船病院を受診いただきます。
妊娠41週以降で分娩に至っていない場合は、千船病院にて妊婦検診を続けていただき、分娩となります。
妊婦検診に関するQ&A
Q.1 妊婦検診はいつから受けるの？
A.「妊娠したかも」と思ったら来院ください
妊婦検診は妊娠してから受診となりますが、まずは「妊娠したかも」と思われて時点でご来院ください。
最初の来院時に、正常に妊娠しているかなどの検査を行い、妊娠週数を把握します。
妊娠してすぐの場合は、赤ちゃんの心拍が確認できない場合もあるので、確認できるまで定期的に通っていただく場合もあります。
Q.2 妊婦検診にかかる費用は？
A.自治体の助成金が利用できます
妊娠から出産までにかかる妊婦検診の費用は、自治体からの助成金や補助券が利用できます。
大阪市の場合は、妊婦健診の際に使用できる「受診票」が交付されます。
受診票を利用することで、妊婦さんの自己負担にならず、安心して検診を受けることが可能です。
出産までを安心して迎えるために
大阪や梅田から近い場所にある十三の希咲クリニックでは、妊娠から出産までを安心して迎えていただくためのサポートを行なっています。
出産は女性にとって人生の一大イベントであり、不安も大きいと思います。
特に初めての妊娠、出産となると分からないことばかり。
不明な点や不安などがありましたら、気軽にご相談にいらしてください。
