性病検査

お互いの身体を守るために

性感染症は、性行為が原因で感染するものであるため、自分だけの病気ではありません。

お互いの身体を守るために、パートナーと一緒に検査・治療が必要です。

当院では、即日結果が可能な検査もありますので、まずはご相談ください。

性病の主な症状

  • おりものの増加や悪臭
  • 外陰部(デリケートゾーン)の痒み
  • 性交痛や不正出血
  • 排尿時痛や膿のような尿
  • ヨーグルト状のおりものの増加
  • 喉の痛みや腫れ、違和感

即日結果が可能な項目

希咲クリニックでは、下記の性病検査の結果は即日にお伝えすることが可能です。

  • 咽頭クラミジア
  • 膣クラミジア
  • 咽頭淋菌
  • 膣淋菌
  • 梅毒

即日検査を希望される方は、 平日の午前中に検査を受けてください。
※治療が必要な検査結果が出た場合には、当日中に必ずご連絡をさせていただきますが、結果が出るのが19時を過ぎる場合もありますので、当日の治療をお約束するものではありません。何卒ご了承くださいませ。
※結果が陰性だった場合は、こちらからのご連絡はいたしません。
※電話が繋がらない場合もございますので、検査結果は1週間後に必ず聞きに来ていただきますようお願いいたします。

検査日が午後の診察になると結果は翌日になるため、来院時間に注意してください。
※診察が混み合い14時を過ぎる場合は、午後診療と同じ扱いになりますので、ご了承ください。

また、当院では淋菌、クラミジア検査で陽性が出た方は、ご希望の連絡先に電話させていただくことも可能です。

当院で検査可能な性病

当院で検査が可能な性病は、下記の通りです。

  • 淋菌・クラミジア
  • 咽頭クラミジア・咽頭淋菌
  • カンジダ
  • 腟トリコモナス
  • 梅毒
  • B型肝炎、C型肝炎
  • エイズ

膣淋病・膣クラミジア

淋菌による細菌感染症で性交渉が原因で起こります。

潜伏期間

淋病:性交後2〜数日
クラミジア:性交後1〜3週間

症状

  • おりものの増加や悪臭
  • 外陰部の痒み
  • 膿のようなおりもの
  • 不正出血
  • 下腹部痛
  • 排尿時痛(男性)
  • 膿尿(男性)

診断と治療

内診を行い膣の奥の子宮頸管部を専用の綿棒でぬぐい診断します。

治療は抗生物質を投与し、内服後は再検査を行います。

咽頭淋菌・咽頭クラミジア

オーラルセックスによって咽頭に感染する性感染症です。

潜伏期間

1〜3週間

症状

  • のどの痛みや腫れ
  • 違和感
  • 発熱など

診断と治療

うがい液を検査に出して診断します。

抗生物質を投与して治療を行いますが、感染していた場合は、パートナーも一緒に治療を行うことが必要です。

カンジダ症

カンジダとは常在菌であるカンジダ属の繁殖によっておこる性器の炎症です。

性行為だけでなく、免疫力の低下により発症することもあります。

潜伏期間

膣にいる常在菌なので潜伏期間はありません。

症状

  • 酒粕状やヨーグルト状のおりものの増加
  • かゆみ
  • 外陰部の発赤・腫れなど

診断と治療

膣を専用の綿棒でぬぐい、顕微鏡や膣培養で診断します。

抗真菌薬の膣錠や塗り薬、膣洗浄を行います。

膣トリコモナス

トリコモナ原虫と呼ばれる虫によって引き起こされる性感染症です。

潜伏期間

性交後5〜1ヶ月
性交渉以外に衣類や便器、内診台から感染します。

症状

  • 黄色や泡立ったおりものの増加
  • 悪臭
  • かゆみ、発赤

診断と治療

膣を専用の綿棒でぬぐい、トリコモナス培養検査で診断します。

抗原虫薬の内服と膣錠を投与して治療を行います。

エイズ(HIV)

HIV(エイズウイルス)を含む体液が粘膜や傷口に接触することで感染する可能性があります。
性交渉でも感染する性感染症です。

潜伏期間

HIVに感染後2〜4週間はインフルエンザの様な症状が見られることがりますが、数日から数週間で軽快します。
その後、症状のない時期から5〜10年ほど経過したあとにエイズを発症します。

症状

  • 発熱やだるさなどインフルエンザ様の症状
  • 発症後は口腔カンジダや悪性リンパ腫など
  • 免疫不全による様々な症状

診断と治療

採血検査を行い、HIV治療薬を投与します。

現在は治療薬が進歩しており、発症前にHIVを発見することで、エイズの発症を抑えることができるようになりました。
早期発見・早期治療が大切です。

梅毒

梅毒とは梅毒トレポネーマという細菌による性感染症です。
過去に多かった疾患ですが、近年再び増加が見られ、特に20代女性の感染が急増しています。

潜伏期間

感染後、3週間、3ヶ月、3年と症状が変化します。
初期は症状に気づかないこともあるため注意が必要です。

症状

第一期(感染後3週間):性器や口、肛門など感染した皮膚や粘膜に、小さなしこりやただれができますが2~3週間で消えます。

第二期(感染から約3ヶ月〜2年):バラ疹とよばれる小豆大の赤い発疹が外陰部や肛門にでます。顔や手足に出ることもあります。脱毛や発熱、頭痛、だるさなどの症状がでる方もいます。

第三期(感染して3年後):梅毒ゴム腫とよばれる全身に硬いコブができます。その後自然に消えますが跡が残り、ゴム腫は繰り返し発生します。

第四期(感染して10年以上):脊髄や脳、心臓、中枢神経にまで病変が及び認知症や下半身が麻痺状態になることもあります。

診断と治療

注射(ステルイズ水性懸濁筋注シリンジ)や抗生物質を内服して治療を行いますが、早期発見すればするほど早く治ります。

第1期であれば3週間ほどの治療期間ですが、第2期は4~8週間、第3期は8〜12週と治療期間が長期化するため早期発見、早期治療が大切です。

性病検査の料金

初診料
¥3,300
再診料
¥1,100
項目別検査※1(1項目の金額です)
¥2,750

表示価格はすべて税込になります。
※1:淋菌(子宮頸管)・クラミジア(子宮頸管)・淋菌(口腔)・クラミジア(口腔)・カンジダ・トリコモナス・エイズ・梅毒・B型肝炎・C型肝炎の1項目の料金です。